「ねぶた」というと青森を連想するが、ここ東京でも観客10万人を集めるねぶた祭りが立川市羽衣町で毎年行われている。青森出身者の縁で始まったものだが、2016年で第18回を数える夏の人気イベントに発展して来たものだ。 ねぶたの数は大小12基で、人形ねぶたは祭りが終わった青森県黒石市から運んでいるが、扇ねぶたは羽衣町自身で作成したものだ。 「はねと」と呼ばれる踊り手は募集によって集め、お囃子も実際に現地で学び、また現地から本場の人たちも応援に駆けつけて祭りを盛り上げる。こんな経緯で羽衣町は、黒石町に表敬訪問する …