盆栽は、鉢の中に壮大な自然の景観を創る日本の芸術です。庭飾りにもインテリアにも活用でき、家の中に一つ置くだけでも和の雰囲気が広がり、どこか心が安らぎます。
今回は、そんな日本の芸術を外国人観光客に人気の関東のおすすめ盆栽体験スポットをご紹介していきます。
東京、埼玉、栃木と、関東のスポットを紹介していますので、東京都心の観光に来られた際に足を運んでみられてはいかがでしょうか。
美術館で学ぶ「春花園BONSAI美術館」（東京）
盆栽について多数の資料が揃うこの美術館では、数々の受賞経験のある小林國雄先生に、日曜日限定で、直接レクチャーを受けることができる。自分の盆栽を持ち込んで楽しむスタイルだが、基本的な道具は用意している。初心者でも丁寧にレッスンを受けることができ、近年では外国人観光客も増えており、来館する人の約半数が外国人なのだとか。10時～17時の間の好きな時間で学べるので、時間に融通が利くことも嬉しい。
アクセス: 小岩駅南口下車、京成バス76番、京葉口下車すぐ
http://www.kunio-kobayashi.com/english/
江戸時代からの老舗で学ぶ「清香園」の彩花盆栽教室（東京、埼玉）
作品はすべて持ち帰ることができ、季節の花が取り入れているのでリピーターでも楽しめる。華やかな作風を重視しているので、家のインテリアの中にも自然に溶け込んでくれるスタイルが人気。政界などからも訪れる人も多く、外国人専用に通訳付きの１日体験入学も実施している。海外から観光で訪れた人には日程などを相談に応じてくれるので、要事前の確認。費用は材料込みで7,560円。盆栽町本校、表参道校、大宮そごう校の3校舎あり。
アクセス: 大宮公園駅から徒歩10分（盆栽町本校）
http://www.seikouen.cc/taiken/
種類が豊富なコースと少人数制が嬉しい！「みどり屋 和盆」（埼玉）
苔玉、盆栽、苔盆栽、グリーンアレンジメントなど幅広い種類からコースをチョイスできる。定番の盆栽コースは4,000円。陶製の鉢だけではなく、炭や石鉢などの盆を使うので、色々なバリエーションを楽しめる。日頃のお手入れなども丁寧に教えてくれるので、実用的な知識も得ることができる。苔盆栽コースは3,000円で色々な種類の苔を使いながら、趣のある作品に仕上げていく。いずれも2名から開催で4名定員なので、少人数でしっかりと学べることも嬉しい。
アクセス: 熊谷駅からタクシーで10分
http://www.nicogusa.com/curriculum.html
那須高原の観光で足を運びたい！「苔屋 kokeya」（栃木県）
那須高原の自然豊かな環境で盆栽体験ができるので、日帰り旅行や温泉旅行のついでにもおすすめ。インテリアに活用できる小さい盆栽や苔玉、寄せ植えなど多様なコースが用意さされている。体験内容によって費用が異なるため事前の確認が必要。人数と日時を指定して、コース内容は当日決めることも可能。
アクセス: 道の駅 友愛の森から車で5分
http://www.kokeya.jp/
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