2016年4月、京都に「地域と歩む鉄道文化拠点」をコンセプトに、京都鉄道博物館がオープンしました!鉄道の安全、ガイドツアー、ワークショップ、体験コーナーなど、子どもから大人まで楽しめるスポットとして注目を集めています。そこで今回は、京都鉄道博物館の基本情報、おすすめ、楽しみ方など盛りだくさんでご案内していきます。
京都鉄道博物館へのアクセスと入場料金
博物館の最寄り駅は京都駅。徒歩の場合、京都中央口から西へ約20分。もしくは京都駅から京都市バス・京阪京都交通バスを利用して、梅小路公園前下車徒歩約3分となっています。
開館時間は10時~17時半、休館日は毎週水曜日及び年末年始(12/30~1/1)。
料金は、個人の場合は大人1,200円、大学生・高校生1,000円、中学生・小学生500円、3歳以上の幼児は200円です。
53両の実物展示が充実!
エントランス付近には、国の重要文化財に登録されている明治時代の233号蒸気機関車が出迎えてくれます。さらにエントランスと本館をつなぐ全長約100メートルの広々とした「プロムナード」には、SL列車から新幹線まで、多数の実物展示が充実しており間近で見ることができます。一部の車体には実際に中に入ることができたり、お弁当などの販売が行われ食堂車の雰囲気を味わうことができます。
展示物の中でも見逃せないのが、「夢の超特急」と言われた0系新幹線。「0系21形1号車」「0系16形1号車」「0系35形1号車」「0系22形1号車」が展示されています。
また営業運転で当時世界最速の300キロと記録した、500系新幹線もあり、これはギネスに登録されています。またかつて人気の寝台列車であった「トワイライトエクスプレス」は「動く豪華ホテル」と言われ、ゴージャスな造りを見ることができます。
その他にも蒸気機関車、電気機関車、ディーゼル機関車・電車、気動車、客車、貨車などが展示されており、とにかく見応えたっぷりです。
鉄道の仕組みを知る!
「電車はどのようにして動くのか」ということを分かりやすく展示しており、実際にそれを体験できることもこの博物館ならではの醍醐味。子供でも大人でも楽しめる。可動装置を使ったブレーキ装置の紹介、透明の自動改札機を使ってどのように切符がすり抜けていくのかを、見ることができます。また24時間働く駅員さんたちの勤務についても知ることができ、他の人に迷惑にならないように空気の力で起きる「目覚まし時計」も見ることができます。
かつての蒸気機関車を間近に!
この博物館の魅力といえば、蒸気機関車に実際に乗ることができる点にあります。敷地内には「SLスチーム号」が運行しており、乗車料金は大人300円、中・小・幼児100円。SL第2検修庫では、蒸気機関車の検査修繕作業を見学することもできます。
体験スポットが充実!
また家族連れに人気なのが、実際に運転体験ができるコーナー。運転操作を通して、安全運転の仕組みを学び、自動列車停止装置の役割を体験することもできます。さらにホームの安全確認、窓口でのきっぷの発券、実際に線路点検に使う軌道自転車も体験できます!
また実際に運転士の制服を着ることができたり、指令員となって列車のコントロール体験ができたりと、多様な体験を満喫できます。
鉄道の歴史を学ぶ!
進化をしていく列車の技術や車両を通して、鉄道の歩みについても学ぶことができます。車両のヘッドマーク、車内ポスター、切符など、かつての貴重な資料も多数展示されており、今と昔の違いについても学ぶことができます。
絶好のビュースポット
3階にある「スカイテラス」からは、自然に囲まれた展望スポットで、東海道本線(JR京都線)、山陰本線(嵯峨野線)、新幹線、在来線、快速とたくさんの列車を見ることができます。またここからは東寺の五重塔も一望できる、フェンスやガラスをなくした、良好な視界も魅力の一つです。
列車の運行状況をリアルタイムで表示する「TID(TrafficInformation Display)」と呼ばれる、本物の装置が置かれており、接近してくる列車が事前に分かるように工夫されています
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